☆クイックシフターイージーは純正クイックシフター装備車両には
  
取り付け出来ません
、(トライアンフスピードトリプルなど)
-------------------------------------------------

ヒールテック社 / クイックシフターEASYを
通常の使用中、またはセットアップ中に起こった問題点を
解決するためのガイドです。

注意:問題が発生した時、まず第一にすることは⇒お手元の
『取り扱い説明』『取り付け説明』『補足説明書』等をよく読み直してください

 

(1)QSE、iQSE、iQSE-Wの違いは何ですか? 
 
常にクイックシフターイージーは仕様変更があります。

2022年8月からは「 iQSE-W 」が本体モジュールの

品番になっています。

アプリのアップデートが随時行われています。

新しい更新されたアプリをお使いください。

機能面ではライダー側で体感する変更はありません。

モジュールはアップルアイフォンとアンドロイド、

双方のスマートフォンに対応しています。。



(2)他社の同様の製品と比べ長所は何ですか?

センサー:

☆私たちのドーナッツセンサーはすべてのバイクやバイクエンジン4輪に適合します。  

☆このセンサーは他のシフタースイッチと比べ圧倒的にシンプルで簡単に取り付けできます。

☆通常のシフトパターンだけでなくリバースタイプ、レース用タイプなどに対応します。
 
☆機械的な微調整は不要です。

☆ライディングスタイルに合わせ細かくセンサーの反応基準値を設定できます。

☆簡単な構造で堅牢、動く部品はなく、摩擦で傷むこともありません。

☆その小さなサイズで取り付け位置を気にせず装着できます。

☆そのサイズの小ささから例えばクラッシュがあってもほぼダメージは無いはずです、

 ただし、もし交換 / 購入が必要になっても他社製と比べはるかに安価で済みます。

モジュール:
☆シフトアルゴリズムと洗練されたソフトウェア、最新のテクノロジーとその小さなサイズが
 特徴です。

☆例えばバイクに座ったままでもセットアップ、機能テストがワイヤレスで可能です。

☆広い調整幅でプロライダーからストリートユーザーまで対応します。

☆クロスバイクなどバッテリー無し車両でもOK

☆配線、端子はすべて保護されています。

☆将来にわたりソフト、ファームウェアは自動でアップデートされます。

配線キット: 
☆この種の製品の中で最も多種の配線キットが用意されています。

☆可能な限り簡単な接続、装着ができるように設計されています。

☆ハーネスキットだけの販売も可能、各代理店にお問い合わせください。

価格: 
☆この製品の市場の中で最良の価格を実現。

☆QSX、QSRキット『以外』はどのハーネスキットも同価格です。


サポート:
☆もし問題があってもサポートを受けられます。

☆全ての製品に購入から2年の保証を付けています。(そのためには購入日時入りの
 
各代理店の納品書、領収書等を必ずご提示ください。) 


(3)ドーナッツセンサーはキット付属ですか?

はい、iQSE-W=アイQSE-W モジュールに付属しています。

予備のセンサーが修理等で必要な時は各代理店から別途ご購入下さい。


(4)同時にヒールテックのシフトライトプロを使いたいのですがメリットがありますか?

はい、 シフトライトプロはあなたにシフトタイミングを教えてくれます、

またQSEでハイスピードでスムースなシフトが可能になります。

また両方のセッティングを一台のスマートホンから行えますからライディングを

 さらに楽しく便利にする最強の組み合わせと言えます。 

(5)アイQSE-1と アイQSE-2の違いは何ですか?

iQSE-W1 はTCIイグニションシステムのオートバイ用
( TCI トランジスターコントロールイグニション).

iQSE-W2 はCDIイグニションシステムのオートバイ用。CDI=(キャパシタディスチャージイグニション)

iQSE-W1のTCIシステムは現在のほとんどのロードバイクが採用しています。

注文の際は適合=(プロダクト、アドバイザーをチェックしてください、

不明の時はお問い合わせください。

 

(6)バージョンアップ前のQSEモジュールとセンサーを使っています。
新しい仕様6=iQSEとそのセンサーにバージョンアップできますか? 


いくらかの費用、時間が掛かりますが可能です。各国代理店にお問い合わせください。
(ハンガリーのメーカーで作業します。) 

 

(6)iQSEの車種適合について
 

(6-1)私のオートバイ用のキットはありますか? 

iQSE-W はほとんどすべてのオートバイに適合します。(オートバイエンジンの4輪車も含む)

ウェブサイトの「適合アプリ」でパーツナンバー確認をしてください:

もしその中にあなたのオートバイが無い時はお問い合わせください 

 

(9-2)社外バックステップ付に乗っています、使えますか?
 
はい、ほぼすべてのタイプのバックステップに適合します。

このiQSE-W=アイQSE-Wのシフトセンサーは, 通常のシフトパターンだけでなくリバースタイプ、

レース用タイプなどにも特別なセンサーを買わなくても適合します。 


(6-3)このキットは私のクロスバイクでもOK?

はい、例えばバッテリーレス仕様でも特別な追加部品無しで使用できます。

このモジュールは+5V〜+30Vの電源があれば作動します。 


(6-4)色々と改造をしてあるバイクに乗っています。それでもこの製品が使えますか?

はい、このアイQSE-W はそれ自体が独立した構成となっています。ですからほかの

さまざまな改造から影響を受けたり与えたりしません。くわしくはお問い合わせください。 

 

(7)iQSE-W の取り付けについて

(1)シフトロッド付きのバイクに乗っています、どこにセンサーを付けたら良いですか??

そのロッドがセンサーを圧縮するタイプで、さらにシフトアップ時にのみiQSE-Wを

使うのであればそのロッドにセンサーを取り付けてください。

それ以外の時は(ロッドがセンサーを圧縮しない、シフトダウンも出来ればiQSEを使いたい)

シフトアームのボルトに共締めしてください。

どのような場合でも取り付けはシンプルにのちに変更することが無いように行ってください。

ウェブサイトの取り付けガイド写真、動画も参考にしてください。

(2)取り付けは難しいでしょうか?

通常ガソリンタンク、シート、エアボックスを外してコイルコネクターに作業します。

基本的に短時間で簡単な(取説をよく読んでください。)取り付けが可能と考えています、

すべての取り付けパーツは含まれています。 

 

(3)なぜ QSX ハーネスキットは価格が高いのでしょうか?

QSX ハーネスキットはスズキのGSXRとハヤブサなど用です。

これらのオートバイはイグニションカットオフとFIエラー検出に関して特別な設計のECMを

持っているためです。 

(4)QSEを使用した際にFIエラー表示の点灯はありませんか?

いいえありません、他車の一部の製品のようにECMがFIエラーを

感知することはありません。

(5)モジュール本体はバイクを乗り換えても使用できますか?

はい、代理店から次のオートバイ用のハーネスキットをお求めいただければ使用できます。 

(6)配線キット取り付けはどのタイプでもカプラーオンでしょうか?

はい、基本的にそのように設計されていますが、いずれ発売予定の汎用タイプ=QSH U01は

配線加工が必要です。

その場合でも結線用パーツは付属します。 

(7)このiQSE-W はバッテリーに影響を与えますか?

いいえ、この製品はイグニションキーがオフの時は一切電力を消費しません。

製品についたLEDで確認できます、LED点灯時でも消費電力は1ワット以下です。

 

iQSE-W の操作方法について
 

(7-1)この製品はイグニションをカットするのでしょうか、あるいはインジェクターをカットするのでしょうか? 
 
配線キット番号がQSH-Fxxの場合はインジェクターの燃料を、ほかの品番の時は

イグニションでカットを行っています。どちらでもライダーのフィーリング等は変わりません。

(7-2)特にレース用途は考えていません、ストリートでも使えるものでしょうか?

はい、すでにたくさんのユーザーがストリートで使用しています。

(ネイキッドやツーリングバイクでも) 装着すればクラッチレスシフトアップによる

大きなライディングの変化(スムースでギアボックスに負担を与えません)を体感できます。

一般的に、以下の場合はシフトアップにクラッチを使用してください。:

- 低回転でのシフトアップ

- 1速から2速へのシフトアップ時に操作に固さを感じた時。
  (ごく一部のバイクでこの症状が出ることがあるようです。)



(7-3) クラッチは装着後もシフトアップ時に使うことはできますか?

はい、いつでも普通に使用できます。 イグニションはごくごく短時間のカットが入りますが、

ほとんど気づかないと思います。

もし修理等でQSEの作動を止めたいときはスマホのiQSEアプリからQS機能をバイパスさせ、

停止することができます。


(7-4)このアイ=iQSEをシフトダウン時にも使えますか?

この場合
(4-6速)の高いギアからの下げてゆく時の
『パーシャルスロットル域=中間エンジン回転域 のみ』
での

クラッチレスシフトダウンがスリッパークラッチ装着車で可能です。


☆注意:ミッションのギア表面を傷める可能性があります。
この場合でも充分に注意してセッティング、テスト、使用を行ってください。
もし少しでもスムースにいかない時は必ずクラッチを使ってく ださい、

 

(8)iQSEアプリとセッティングついて


(8-1)どのスマートホン、どのタブレットがこのアイ=iQSEに使えますか?

iQS 8.1かそれ以降のすべてのiOSデバイスで使用できます。アイフォン4S〜6S、アイパッド2から

アイパッドプロが使えます。

アンドロイド携帯では、アンドロイドデバイス(スマホ、タブレット)でアンドロイド2.3以降で

あれば使用できます。

それぞれのアプリストアで『HealTech』で検索して、iQSEアプリをダウンロードしてください。

☆注意☆アプリの更新が行われる時があります。機会を見てチェックしてみてください。

 

(8-2)モジュールのセットアップは難しいでしょうか?

センサーの基準値の設定が難しい部分ですが、取説をよく読んで作業すれば

ガレージ内で短時間で設定できるはずです。アプリを使ってスマートホンから設定します。

(センサーロギング機能等)

通常はデフォルトセッティングのまま、一旦テストライディングが可能です。

その後『ファインチューニングが必要であれば』取説にしたがってカットオフタイムを設定します。


(8-3)私のオートバイ用のセッティング数値を教えてもらえますか?

いいえお教えすることはできません。

なぜなら、最適なセッティングは個々のオートバイへの取付け方、あなたの

ライディングスタイルによって非常に異なります。

(例えば、シフトスピード、その力の強さなど)

セットアップ手順を取説にしたがってきちんと踏んでご自分に最適のセッティングを

見つけてください。 


(8-4)ひとつのスマホからいくつのQSEモジュールをペアリング可能でしょうか?

いくつでもペアリング可能ですが、一回に操作できるのは一台のQSEモジュールのみです。

同時に複数はできません。


(8-5)では逆にひとつのモジュールからいくつのスマホにペアリングできますか?

いくつでもペアリング可能ですが、一回に操作できるのは一台の
スマホからのみです。 


(8-6)自分のモジュールに他人がアクセス出来ないようにできますか?

はい、自分用のピンコードをQSEアプリから入力することで
可能です。 

スマホ側にコードは記憶されます、他の電話からアクセスする時以外は毎回入力の必要はありません。


(8-7)スマホを紛失しました、モジュールのセッティングは
失われますか?


いいえ、セッティングはiQSEモジュールに記憶されています。

新しい電話からモジュールにアクセスすれば自動的にセッティングは新しいスマホに転送されます。 


(8-8)私のモジュールに最近接続したところ新しい「ファームウェア」があると表示されました。アップデートしても安全でしょうか?

はい、私たちの「ゼロリスク技術」により、例えば何らかの理由でアップデート中に

プロセスが中断しても安全にアップデートは行われます。 


(8-9)モジュールとワイヤレス接続する際の距離に範囲がありますか?

この範囲はスマホの性能、使用時のライダーの位置などにもよりますが、通常は

3メートル程度の範囲から行ってください、この範囲内であればスマホをポケットに入れていても、

あるいはダッシュボードに取り付けていてもセッティング作業を行うことができます。 


(8-10)カットオフ時間の設定範囲はどのくらいですか?

30ms(マイクロセコンド)から 140ms まで 5ms ごとに設定でき、そして9段階の回転域で

ここに設定できます、これはプロのライダーのセッティングの要求も十分に満足させると

考えています。 

またストリートライダーの方々にはデフォルトの設定でも

満足して頂けるはずです。


(8-11)キットのドーナッツ型センサー以外のクイックシフタースイッチ / センサーをセットアップ

  したいのですが? 


iQSEは、NC(通常で閉)またはNO(通常で開)出力のいずれかを持つすべてのQSスイッチと互換性があります。

Nexupなどの他社製QSセンサーを一部のお客様が問題なく使用しているレポートを受けています。

シフトアップ中にシフトロッドが押された(圧縮された)場合、プッシュタイプスイッチを取り付ける必要があります。

シフトアップ中にシフトロッドが引っ張られる(伸ばされる)場合、プルスイッチを取り付ける必要があります。

メーカーに応じて、スイッチのタイプはNC(通常で閉)またはNO(通常で開)のいずれかになります。

どちらのタイプもiQSEではサポートされています。

他社製QSスイッチが正しく取り付けされ、スイッチタイプが正しく設定されている場合、スマホでのステータスは

デフォルトで非アクティブであり、アップシフトを行うときにアクティブに変更する必要があります。

他社製のプッシュ/プルQSスイッチを使用したい場合は、次のようにします。

-QSSセンサーケーブルを2極コネクタから約40cm離して切断し、その2本の配線をQSスイッチに接続します。

-マニュアルに従ってQSスイッチを取り付け、2極コネクターをiQSE本体モジュールに接続します。

-iQSEアプリに接続し、センサー設定の下の「QSスイッチ」オプションを選択します。スイッチタイプに基づいて

「スイッチタイプ」(NCまたはNO)を選択するか、どちらが機能するかを試してみてください。

-約15msのカットオフディレイ=遅延から開始し、そこから微調整することをお勧めします。

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Nextup社製スイッチでiQSEを使用する場合、2つのパラメーターを次の順序で設定する必要があります。

1)カットオフディレイ=遅延:
この値は、シフトレバーに適切な力がかかるように、エンジンカットの開始を遅らせます。デフォルトは15msです。

-時々間違ってニュートラルを打つ場合や、シフト後にギアボックスでギアが外れる場合、またはカットオフが早すぎる場合は

この値を増やします。

-シフトレバーが硬すぎる場合やカットオフが遅すぎる場合は、値を小さくしてください。カットオフ遅延をデフォルトから

変更する前に、「センサー基準値」を適切に調整してください。

2)カットオフ時間:

カットオフ時間は、点火スパークまたは燃料噴射が停止する時間です。

-シフト中にオートバイがジャンプしたと感じた場合は、カットオフ時間を増やしてください。

-シフト中に(エンジンブレーキが原因で)バイクのフロント沈み込みを感じた場合は、カットオフタイムを短くする

必要があります。



(9)トルクレンチ無しでのセンサーの締め付け方法

ロックナットを手で完全に締め付け、次にスパナで 1/4 回転締め付けます。
最初の50キロほど走行後、センサーのナットを角度で10〜20度ほど締め直すことをお勧めします。
センサー取付後に一度行う必要があります。市販のネジロック剤を塗布することをお勧めします。

 

(10)商品を取り付けた後LEDランプは正常に点灯しますが、カットオフのテストで全くエンジンが止まる(瞬間的)様子がありませんが、故障でしょうか?

カットオフテストを行う場合、エンジンが一瞬止まる音が必要です。バイクのモデルによっては、ほとんど聞こえないこともありそれと気づけないこともあります。
また、カットオフ時にはiQSEモジュールユニットLEDに短い赤色の表示が出ます。

(11)初期設定設定をした後でアプリを閉じて再度開くと設定が初期の設定に戻っていてモジュールに記憶されていません、また時々シフターが正しく動作しないこともあります。
 
このような時の原因はほとんどがアース不良が原因と考えられます。
アース線の接続先の接触面の塗料がアースを妨げていることがあります、しっかりとしたアースを取ってください。バッテリーのマイナスターミナルへの直接接続で問題が解決することが良くあります。


(12)エンジンがなかなかかからず、アイドリングが安定しませんが?

コネクターの組み合わせが間違っていませんか?
取り付けたコネクターを一個づつ外しその組み合わせを
確認してください。、


(13)iQSEのLEDランプが点灯しません?

まずギアをニュートラルに入れます。
エンジンストップスイッチが『ラン』位置になっているか確認、
そしてイグニションを『オン』します。
いくつかのオートバイではエンジンがかかっていないと、
iQSEモジュールに電源が流れない構造の物もあります。
iQSE装着後スターターが回るのにエンジンがかからない時
(ジャンパープラグを刺した状態でも同様)は、
QSHハーネスキットの黒い=アース、配線にきちんとアースが
取れていない可能性があります。再度確認してシャシーに
よく接触するように、例えばギアボックスに直に留めたり、
あるいはバッテリーマイナスに直接接続してみてください。 


(14)センサーの作動状態のチェック方法は?

以下の順番でチェックしてください。
- 2芯コネクターは接続のままでセンサー本体を取り外します。
- モジュールにスマホから接続します。
- セッティングの画面から、センサーロギングを開始
- 親指と人差し指でセンサーを強めに押さえ、シグナルが
 グラフ上に見えるか確認します。指で「10」より高くシグナルを
 発生するようにします。 

 

(15)高回転あるいは高いスピードで走行時に設定外の
 カットオフが発生しますが?


はじめにセンサーの取り付け方法を改めて取説で確認してください。

センサーの取り付けに際し付属のコーンワッシャーをセンサー両側に
正しく取り付けていますか?

センサーの「基準値」=Sensor thresholdの画面で
センサーロギングを画面の指示に従って進めてください。
この操作は、シフトレバー上にあなたの足が乗っている状態でないと
正しく行えません。

ごくまれに、それでも設定外のカットオフが発生することがあります。(単気筒オートバイなど強い振動を発生する車両などで)
このような時はコーンワッシャーのほかに薄い(最大で1mm厚)ゴムシートを切り、両側のコーンワッシャーとセンサーとの間に挟んでみてください。
その後でセンサー基準値の再設定を行ってください。 

 

(16)高回転あるいは高いスピードで時々エンジンが
 止まってしまいますが?


可能性としてサイドスタンドスイッチが故障、あるいは
コネクター接続がゆるんでいます。
カプラーだけでなく内部のピンの曲り、カプラー後部への
抜けが無いか確認してください。 

 

(17)モジュールがイグニションカットを行いませんが?

エンジンをかけてアイドリングさせます。
iQSEアプリを開きモジュールと接続し ます。
セッティングの画面上でカットオフテストスライダーを140msにスライドさせます。
テストボタンを押してエンジンが一瞬止まるか
どうか確認します。テストボタンを押したときにエンジンが一瞬、
あるいは完全に止まるようであればモジュールからの出力は
正しく行われています。そうならない時はモジュールとの接続を
外し、付属のジャンパープラグを代りに刺して当方まで
ご連絡ください。(各国代理店に連絡いただければ
当社=ヒールテック社、まで連絡を行ってくれるはずです。)
もしこのカットオフテストが正常な時は、改めてアプリ上で
iQSEモジュールがきちんと認識されているか確認してください。
センサーロギングの画面上で、センサーの「基準値」=
Sensor thresholdを調整してみます、さらに最初の
セッティング時に「最初の回転数=First RPM」以下で
カットオフが行われないように正しくセットしたかも
確認してください。 

 

(18)時々ニュートラルに入ってしまったり
 ギアチェンジが行われないのですが?


原因の可能性として -センサーの「基準値」=Sensor thresholdが
 低すぎると発生します、センサーロギング画面で
 調整してください。

-カットオフ時間が短すぎる、カットオフ時間の設定を
 5〜10ms上げて試してください。

-
シフト動作が不完全な可能性があります。レバーが止まるまで、
 常に素早く確実で完全なシフト動作を行ってください。
 必要に応じてシフトレバーの位置を調整し、足で簡単かつ完全に
 シフト動作できるようにします。


-シフトロッドの取り付け位置がずれている可能性もあります。
 最適な取り付け角度はシフトアームとロッドの角度が
 90度程度ですが、メーカー推奨値がある場合はそれに従って
 ください。 

-
カットオフ時間が短すぎます。スマホの「カットオフ時間」画面で
 「手動=エキスパート」を使い問題のある回転域でのカットオフ時間を
 5〜10ミリ秒ずつ増やして、再試行してください。その画面の下方に
 くわしい説明がありますので「事前に必ず読んで」から行ってください。
 デフォルトの数値より減らす方向への操作は決して行わないでください。

 

(19)シフトアップは確実に行われていますが、
 クラッチレスシフトダウンがうまくいきません?


特定のごく一部のオートバイでスリッパークラッチ装着車でのみ可能です。

この場合は高いギアからの下げてゆく時のパーシャル=中速域スロットルでのみ

クラッチレスシフトダウンが可能です。


☆注意:この場合でも十分に注意してセッティング、テスト、使用を行ってください。

もし少しでもスムースにいかない時は必ずクラッチを使ってく ださい。 


(20)スズキのオートバイで高いエンジン回転での
 クイックシフトアップ時、FIエラーランプが
 点灯してしまいます?


この場合そのスズキ用の専用ハーネス=QSX、でなくQSHハーネスを
取り付けていませんか?
専用のQSXハーネスを使用すればエンジンカットオフ時の
信号をバイクECMはエラーとして感知しなくなります。 

 

(21)PINコードをセットしたスマホを交換したのですが、
 コードを忘れました、どうしたらよいですか?


各国の代理店ではPINコード解除は出来ません。
ヒールテック社に直接PINコードクリアの手続きを
ご依頼ください。(多少、時間がかかります) 

 

(22)他のオートバイに新たに新しいモジュールを
 取り付けました、私のスマホから古いモジュールリストを
削除したいのですが?


メニューからスマホとペアリングしてある(古いほうの)
モジュールとの接続を行います。
『見つかりません』=Not Found=(X)、が現れたらそれを
長押しします。 

 

(23)時々ワイヤレスの接続範囲が届かなくなりますが? 

一部の電話機ではバッテリーが弱くなるとその到達範囲が
狭くなります。またモジュールの位置や電話機の性能に
左右されます。通常は約3メートルがシートに座ったライダーからの
到達範囲となっています。 

 

(24)すべて正しく取り付けたのにセンサーからの信号が
モジュールに届いていないようです、エンジンがかからなくなりました? 


センサーの配線を強い電気、電圧の通る配線のそばに
通していませんか? QSEそれ自体の配線、イグニションコイル配線、バイクECU配線、
HIDヘッドライトの配線などとは必ず離して取り付け、取り回してください。
強い他の電気信号はセンサーのシフト信号を打ち消してしまうことがあります。



(25)
テスト走行後、さらにファインチューニングを行いたいんですが?

以下の様に実行します。

☆始めにスマホアプリの「センサーセットアップ」をタップし、センサー基準値の設定を行います。
シフトレバーが「かたい」と感じる時は基準値を低めにします。
シフトレバーに軽く触れただけで不要なカットオフが発生したり
または誤ってニュートラルに入ってしまう時は、 センサー基準値を高めにします。
 

☆次に同じ「センサーセットアップ」画面のカットオフディレイの設定変更を行います。
(デフォルトでは15ms=マイクロセコンド)
 

誤ってニュートラルに入ってしまったり、シフト後にギアボックスがギア抜けしたりする時や、
カットオフが早いと感じる時、またはシフトフィールに同一感がない時は、この値を増やします

シフトレバーがかたすぎるか、カットオフが遅すぎる場合は、その値を減らします
カットオフディレイ数値をデフォルトから変更する前に、上記の「 センサー基準値 」を
必ず適切に調整してから
行ってください。
 
☆ 最後にスマホアプリの「カットオフ時間」をタップします。 
カットオフ時間は、点火スパークまたは燃料噴射が停止する時間です。
シフト中にオートバイがジャンプするように感じたら、カットオフ時間を増やしてください。
シフト中にバイクのフロントダイブ=沈み込み(エンジンブレーキが原因)を感じた場合は、
カットオフ時間を減らす
必要があります。
 

☆最初の50キロほど走行後、センサーのナットを角度で10〜20度ほど締め直すことをお勧めします。
センサー取付後に一度は行う必要があります。

(26)自分でブリップするので、シフトダウンの際のカットオフ反応を無くしたい、
あるいはほとんど反応しないようにしたいのですが?


(26-1)センサーをテーパーワッシャーなしでシフトロッドに取り付けます。(センサー本体のみ
ナットを手で完全に締めてから、レンチを使用して角度で約30度締めます。
センサーはロッド両端のどちらの側にも配置可能。



(26-2)設定ウィザードを実行し、指示に従います。
ウィザードの後、「ノイズフィルタリング」が「アクティブ」に自動設定されていることを確認します。
そうならない時は、ウィザードを再実行し、プロンプトが表示されたらシフトが正しく行われていることを
確認してください。 

(26-3)「センサー設定」のところで、テキストが「QSEセンサーに切り替わるまで、「QSEセンサー」ボタンを
約5秒間タップし押し続けます。

アプリのメイン(1番目)ページに戻り、センサー値を確認します。
-アップシフトの信号を確認します。数値が大きい必要があります。
-ダウンシフトの信号を確認します。ゼロまたは黄色の小さな数字である必要があります。 


(26-4)クイックシフター(QS)機能を機能させる必要がある場合は、「最初のエンジン回転」を十分に高くします。 
  (たとえば CBR1000RRでは3000〜4000回転程度にすることを勧めます。)

(26-5)試乗後、設定を上記(16)の回答のように微調整=ファインチューニングします。

上記(17)の手順で、一度に1つのパラメーターを変更微調整します。 

-------------------------
追記(その1)⇒シフト アップ 中にシフトロッドが押されるタイプでは、「ノイズフィルタリング」は「アクティブ」で
ある必要があります。
シフト アップ 中にシフトロッドが逆に引っ張られるタイプでは、「ノイズフィルタリング」は「アクティブ+」
ある必要があります。
セットアップウィザードは、要求どおりに3回=3段のシフト アップ (さらに以下の追記(その2)を参照)が
行われると、正しくセットアップします。 
そしてユニットはシフト方向を学習し、正しいフィルタリングを設定します。

「QSEセンサー+」設定は、センサーが信号の前半でのみ作動のきっかけとなることを意味します。
「センサー設定」の下で、テキストが「 QSEセンサー+ 」に切り替わるまで、「 QSEセンサー 」ボタンを
約5秒間タップして押し続けます。 
 この変更を行う際には、モジュールに接続している必要があります。 
アプリのメイン(1番目)ページに戻ります。
-信号のアップシフトを確認します。数値が大きい必要があります
-信号のダウンシフトを確認します。0または黄色の小さな数字である必要があります
----------------------
追記(その2)⇒設定ウィザードは下記を行うと自動的にセンサーを有効=アクティブ設定します。

設定ウィザードはバイクスタンドで実行できるため、まずクラッチを握ります。
3段のアップシフトすべての間に数秒待って、
乗車中に(できれば実際にライディングして)アップシフトするのと同じ速度と力で行うようにしてください。 
 また、ウィザードを2速から開始し、そこからシフトアップすることをお勧めします。

 

(27)取り付け後正しく作動していましたが、時々カットオフ=ミスファイアが起きるようになりました、故障でしょうか?

不要なカットオフ / ミスファイアーの発生は、振動、センサーの緩みや、
またはシフトレバーに足が触れた状態でいることが原因である可能性があります。
以下のチェックリストを確認してください。

-センサーを若干締めてみてください。
-センサーの基準値を上げてください。

それが役に立たない場合:
-別のセンサー取り付け位置を試してください
-セットアップウィザードを実行します
-ノイズフィルタリングをアクティブにし、必要に応じてセンサーの基準値を上げます。

それでも問題が発生する場合:

-QSHブラック配線端子が適切に接地=アースされていません。エンジンのメインアース端子または
バッテリーのマイナスに直接接続します。
-各コネクタ内部のピンの端子が緩んだり曲がっていないか確認します。

また、センサーをチェックし、亀裂や損傷を探して、次の方法でテストしてください。

-センサーを取り外しますが、2極センサープラグは接続したままにします
-スマホでモジュールに接続します
-[センサーの設定]で、[QSEセンサー]が選択され、[ノイズフィルタリング]が非アクティブになっていることを確認します。
-親指と人差し指でセンサーをすばやく強く握ります。指で30%を超える信号を生成できるはずです。
ーーーーーーーーーーーーーー
注意:燃料カットタイプの製品取り付けの場合、燃料噴射装置はエンジンが作動しているときにのみ動力を
得ることができます。
イグニッションがオンでエンジン停止スイッチがRUN位置にあるときにiQSELEDが点灯しない場合は、
iQSEモジュールがオフになっていることを意味し、電話からモジュールに接続するにはエンジンをかける=
スタートする必要があります。  

(28)(ブルートゥースタイプとWi-Fiタイプ共通)スマホのアプリのアップデートとモジュール側のアップデートは自動で行われますか?


いいえ、スマホ側のアプリはヒールテックダウンロードするときに常に最新版で行われます。
モジュール側はスマホと接続した際に表示が出ます、半自動で行われますから確認して更新してください。


重要⇒正常な動作のためにはスマホとモジュールがどちらも同じアップデート後のアプリを持っていることが
必要
です。スマホ側だけアップデートされた状態で絶対に使用しないでください
接続前のスマホ最初の画面、一番下の仕様番号(例 1.0.3)と、接続後の一番上にシリアルナンバーが表示された状態での=(モジュール内)仕様番号が同一であることが必須です。



(29)逆シフトに変更しています、取り付けの方法、注意点を教えてください。

オートバイで逆シフトパターンを使用している場合は、
以下の手順をこの順番で正確に実行することをお勧めします。

1) センサーをテーパーワッシャーなしでロッドに取り付けます。
ナットを手で完全に締め、その後、レンチを使用して約30度締めます。
上の
26番の写真参照してください
(この方法で取り付けると、ユニットはシフト方向を検出できます)。


2) セットアップウィザードを実行し、指示に従います。
ウィザード終了後、「ノイズフィルタリング」が「
アクティブ+に設定されていることを確認します。
設定されていない場合は、ウィザードを再度実行し、指示に従ってシフトを正しく行うようにしてください。

シフトロッドを押し込むアップシフトの場合、「ノイズフィルタリング」は「アクティブ」に設定する必要があります。
シフトアップ中にシフトロッドが引かれる場合は、「ノイズフィルタリング」を「アクティブ+」に設定する必要があります。
ウィザードは、指示通りに3回のシフトアップが実行されると、これを正しく設定します。



3) 「センサー設定」で、「QSEセンサー」ボタンを約5秒間タップしたままにすると、テキストが「QSEセンサー+」に切り替わります。
アプリのメイン(1番目)のページに戻り、センサーの値を確認します。
- アップシフトのシグナルを確認します。高い数値である必要があります
- ダウンシフトのシグナルを確認します。0または小さな黄色の数値である必要があります


4) QS機能が動作する必要がある「最初のRPM」が十分に高いことを確認します
バイクで最低3000RPMを使用することをお勧めします)。


5) 試運転後、設定を微調整します。
以下の順序で、パラメータをひとつずつ変更します。

*センサーのしきい値:
- シフトレバーが硬すぎる場合は、しきい値=センサー基準値 を下げます。
- シフトレバーを軽く触れたときに不要な切断が発生したり、誤ってニュートラルに入ってしまう場合は、
しきい値=センサー基準値を上げます。
*切断遅延:
この値は、エンジンカットの開始を遅らせ、シフトレバーに適切な力が加わるようにします。初期設定値は15ミリ秒です。
シフト後にギアボックスがギアから外れる、カットオフが早すぎる、シフトの感触が一定しないなどの問題がある場合は、この値を増やします。
- シフトレバーが硬すぎたり、カットオフが遅すぎる場合は、値を減少させます。カットオフ遅延をデフォルトから変更する前に、「センサーしきい値=センサー基準値」を適切に調整します。
*カットオフ時間:
カットオフ時間は、点火火花または燃料噴射が停止する継続時間です。
- シフト中にバイクがジャンプする場合は、カットオフ時間を増加させます。
シフト中にバイクのフロントがダイブ(エンジンブレーキによる)する場合は、カットオフ時間を短くする必要があります。


6) 最初の50キロほど走行した後、ナットを10〜20度ほど締め直すことをお勧めします。
取り付け後、一度は行う必要があります。

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