ヒールテック社 / クイックシフターEASYを
通常の使用中、またはセットアップ中に起こった問題点を
解決するためのガイドです。

注意:問題が発生した時、まず第一にすることは⇒お手元の
『取り扱い説明』『取り付け説明』『補足説明書』等をよく読み直してください


(最新)
商品を取り付けた後LEDランプは正常に点灯しますが、カットオフのテストで全くエンジンが止まる(瞬間的)様子がありませんが、故障でしょうか?

カットオフテストを行う場合、エンジンが一瞬止まる音が必要です。バイクのモデルによっては、ほとんど聞こえないこともありそれと気づけないこともあります。
また、カットオフ時にはiQSEモジュールユニットLEDに短い赤色の表示が出ます。

 

(2)初期設定設定をした後でアプリを閉じて再度開くと設定が初期の設定に戻っていてモジュールに記憶されていません、また時々シフターが正しく動作しないこともあります。
 
このような時の原因はほとんどがアース不良が原因と考えられます。
アース線の接続先の接触面の塗料がアースを妨げていることがあります、しっかりとしたアースを取ってください。バッテリーのマイナスターミナルへの直接接続で問題が解決することが良くあります。


(3)エンジンがなかなかかからず、アイドリングが
 安定しませんが?


コネクターの組み合わせが間違っていませんか?
取り付けたコネクターを一個づつ外しその組み合わせを
確認してください。、


(4)iQSEのLEDランプが点灯しません?

まずギアをニュートラルに入れます。
エンジンストップスイッチが『ラン』位置になっているか確認、
そしてイグニションを『オン』します。
いくつかのオートバイではエンジンがかかっていないと、
iQSEモジュールに電源が流れない構造の物もあります。
iQSE装着後スターターが回るのにエンジンがかからない時
(ジャンパープラグを刺した状態でも同様)は、
QSHハーネスキットの黒い=アース、配線にきちんとアースが
取れていない可能性があります。再度確認してシャシーに
よく接触するように、例えばギアボックスに直に留めたり、
あるいはバッテリーマイナスに直接接続してみてください。 


(5)センサーの作動状態のチェック方法は?

以下の順番でチェックしてください。
- 2芯コネクターは接続のままでセンサー本体を取り外します。
- モジュールにスマホから接続します。
- セッティングの画面から、センサーロギングを開始
- 親指と人差し指でセンサーを強めに押さえ、シグナルが
 グラフ上に見えるか確認します。指で「10」より高くシグナルを
 発生するようにします。 

 

(6)高回転あるいは高いスピードで走行時に設定外の
 カットオフが発生しますが?


はじめにセンサーの取り付け方法を改めて取説で確認してください。

センサーの取り付けに際し付属のコーンワッシャーをセンサー両側に
正しく取り付けていますか?

センサーの「基準値」=Sensor thresholdの画面で
センサーロギングを画面の指示に従って進めてください。
この操作は、シフトレバー上にあなたの足が乗っている状態でないと
正しく行えません。

ごくまれに、それでも設定外のカットオフが発生することがあります。(単気筒オートバイなど強い振動を発生する車両などで)
このような時はコーンワッシャーのほかに薄い(最大で1mm厚)ゴムシートを切り、両側のコーンワッシャーとセンサーとの間に挟んでみてください。
その後でセンサー基準値の再設定を行ってください。 

 

(7)高回転あるいは高いスピードで時々エンジンが
 止まってしまいますが?


可能性としてサイドスタンドスイッチが故障、あるいは
コネクター接続がゆるんでいます。
カプラーだけでなく内部のピンの曲り、カプラー後部への
抜けが無いか確認してください。 

 

(8)モジュールがイグニションカットを行いませんが?

エンジンをかけてアイドリングさせます。
iQSEアプリを開きモジュールと接続し ます。
セッティングの画面上でカットオフテストスライダーを140msにスライドさせます。
テストボタンを押してエンジンが一瞬止まるか
どうか確認します。テストボタンを押したときにエンジンが一瞬、
あるいは完全に止まるようであればモジュールからの出力は
正しく行われています。そうならない時はモジュールとの接続を
外し、付属のジャンパープラグを代りに刺して当方まで
ご連絡ください。(各国代理店に連絡いただければ
当社=ヒールテック社、まで連絡を行ってくれるはずです。)
もしこのカットオフテストが正常な時は、改めてアプリ上で
iQSEモジュールがきちんと認識されているか確認してください。
センサーロギングの画面上で、センサーの「基準値」=
Sensor thresholdを調整してみます、さらに最初の
セッティング時に「最初の回転数=First RPM」以下で
カットオフが行われないように正しくセットしたかも
確認してください。 

 

(9)時々ニュートラルに入ってしまったり
 ギアチェンジが行われないのですが?


原因の可能性として -センサーの「基準値」=Sensor thresholdが
 低すぎると発生します、センサーロギング画面で
 調整してください。

-カットオフ時間が短すぎる、カットオフ時間の設定を
 5〜10ms上げて試してください。

-
シフト動作が不完全な可能性があります。レバーが止まるまで、
 常に素早く確実で完全なシフト動作を行ってください。
 必要に応じてシフトレバーの位置を調整し、足で簡単かつ完全に
 シフト動作できるようにします。


-シフトロッドの取り付け位置がずれている可能性もあります。
 最適な取り付け角度はシフトアームとロッドの角度が
 90度程度ですが、メーカー推奨値がある場合はそれに従って
 ください。 

-
カットオフ時間が短すぎます。スマホの「カットオフ時間」画面で
 「手動=エキスパート」を使い問題のある回転域でのカットオフ時間を
 5〜10ミリ秒ずつ増やして、再試行してください。その画面の下方に
 くわしい説明がありますので「事前に必ず読んで」から行ってください。
 デフォルトの数値より減らす方向への操作は決して行わないでください。

 

(10)シフトアップは確実に行われていますが、
 クラッチレスシフトダウンがうまくいきません?


特定のごく一部のオートバイでスリッパークラッチ装着車でのみ可能です。

この場合は高いギアからの下げてゆく時のパーシャル=中速域スロットルでのみ

クラッチレスシフトダウンが可能です。


☆注意:この場合でも十分に注意してセッティング、テスト、使用を行ってください。

もし少しでもスムースにいかない時は必ずクラッチを使ってく ださい。 


(11)スズキのオートバイで高いエンジン回転での
 クイックシフトアップ時、FIエラーランプが
 点灯してしまいます?


この場合そのスズキ用の専用ハーネス=QSX、でなくQSHハーネスを
取り付けていませんか?
専用のQSXハーネスを使用すればエンジンカットオフ時の
信号をバイクECMはエラーとして感知しなくなります。 

 

(12)PINコードをセットしたスマホを交換したのですが、
 コードを忘れました、どうしたらよいですか?


各国の代理店ではPINコード解除は出来ません。
ヒールテック社に直接PINコードクリアの手続きを
ご依頼ください。(多少、時間がかかります) 

 

(13)他のオートバイに新たに新しいモジュールを
 取り付けました、私のスマホから古いモジュールリストを
削除したいのですが?


メニューからスマホとペアリングしてある(古いほうの)
モジュールとの接続を行います。
『見つかりません』=Not Found=(X)、が現れたらそれを
長押しします。 

 

(14)時々ワイヤレスの接続範囲が届かなくなりますが? 

一部の電話機ではバッテリーが弱くなるとその到達範囲が
狭くなります。またモジュールの位置や電話機の性能に
左右されます。通常は約3メートルがシートに座ったライダーからの
到達範囲となっています。 

 

(15)すべて正しく取り付けたのにセンサーからの信号が
モジュールに届いていないようです、エンジンがかからなくなりました? 


センサーの配線を強い電気、電圧の通る配線のそばに
通していませんか? QSEそれ自体の配線、イグニションコイル配線、バイクECU配線、
HIDヘッドライトの配線などとは必ず離して取り付け、取り回してください。
強い他の電気信号はセンサーのシフト信号を打ち消してしまうことがあります。



(16)
テスト走行後、さらにファインチューニングを行いたいんですが?

以下の様に実行します。

☆始めにスマホアプリの「センサーセットアップ」をタップし、センサー基準値の設定を行います。
シフトレバーが「かたい」と感じる時は基準値を低めにします。
シフトレバーに軽く触れただけで不要なカットオフが発生したり
または誤ってニュートラルに入ってしまう時は、 センサー基準値を高めにします。
 

☆次に同じ「センサーセットアップ」画面のカットオフディレイの設定変更を行います。
(デフォルトでは15ms=マイクロセコンド)
 

誤ってニュートラルに入ってしまったり、シフト後にギアボックスがギア抜けしたりする時や、
カットオフが早いと感じる時、またはシフトフィールに同一感がない時は、この値を増やします

シフトレバーがかたすぎるか、カットオフが遅すぎる場合は、その値を減らします
カットオフディレイ数値をデフォルトから変更する前に、上記の「 センサー基準値 」を
必ず適切に調整してから
行ってください。
 
☆ 最後にスマホアプリの「カットオフ時間」をタップします。 
カットオフ時間は、点火スパークまたは燃料噴射が停止する時間です。
シフト中にオートバイがジャンプするように感じたら、カットオフ時間を増やしてください。
シフト中にバイクのフロントダイブ=沈み込み(エンジンブレーキが原因)を感じた場合は、
カットオフ時間を減らす
必要があります。
 

☆最初の50キロほど走行後、センサーのナットを角度で10〜20度ほど締め直すことをお勧めします。
センサー取付後に一度は行う必要があります。

(17)自分でブリップするので、シフトダウンの際のカットオフ反応を無くしたい、
あるいはほとんど反応しないようにしたいのですが?


1)センサーをテーパーワッシャーなしでシフトロッドに取り付けます。(センサー本体のみ
ナットを手で完全に締めてから、レンチを使用して角度で約30度締めます。
センサーはロッド両端のどちらの側にも配置可能。



2)設定ウィザードを実行し、指示に従います。
ウィザードの後、「ノイズフィルタリング」が「アクティブ」に自動設定されていることを確認します。
そうならない時は、ウィザードを再実行し、プロンプトが表示されたらシフトが正しく行われていることを
確認してください。 

3)「センサー設定」のところで、テキストが「QSEセンサーに切り替わるまで、「QSEセンサー」ボタンを
約5秒間タップし押し続けます。

アプリのメイン(1番目)ページに戻り、センサー値を確認します。
-アップシフトの信号を確認します。数値が大きい必要があります。
-ダウンシフトの信号を確認します。ゼロまたは黄色の小さな数字である必要があります。 

4)クイックシフター(QS)機能を機能させる必要がある場合は、「最初のエンジン回転」を十分に高くします。 
  (たとえば CBR1000RRでは3000〜4000回転程度にすることを勧めます。)

5)試乗後、設定を上記(16)の回答のように微調整=ファインチューニングします。

上記(17)の手順で、一度に1つのパラメーターを変更微調整します。 

-------------------------
追記(その1)⇒シフト アップ 中にシフトロッドが押されるタイプでは、「ノイズフィルタリング」は「アクティブ」で
ある必要があります。
シフト アップ 中にシフトロッドが逆に引っ張られるタイプでは、「ノイズフィルタリング」は「アクティブ+」
ある必要があります。
セットアップウィザードは、要求どおりに3回=3段のシフト アップ (さらに以下の追記(その2)を参照)が
行われると、正しくセットアップします。 
そしてユニットはシフト方向を学習し、正しいフィルタリングを設定します。

「QSEセンサー+」設定は、センサーが信号の前半でのみ作動のきっかけとなることを意味します。
「センサー設定」の下で、テキストが「 QSEセンサー+ 」に切り替わるまで、「 QSEセンサー 」ボタンを
約5秒間タップして押し続けます。 
 この変更を行う際には、モジュールに接続している必要があります。 
アプリのメイン(1番目)ページに戻ります。
-信号のアップシフトを確認します。数値が大きい必要があります
-信号のダウンシフトを確認します。0または黄色の小さな数字である必要があります
----------------------
追記(その2)⇒設定ウィザードは下記を行うと自動的にセンサーを有効=アクティブ設定します。

設定ウィザードはバイクスタンドで実行できるため、まずクラッチを握ります。
3段のアップシフトすべての間に数秒待って、
乗車中に(できれば実際にライディングして)アップシフトするのと同じ速度と力で行うようにしてください。 
 また、ウィザードを2速から開始し、そこからシフトアップすることをお勧めします。

 

(18)取り付け後正しく作動していましたが、時々カットオフ=ミスファイアが起きるようになりました、故障でしょうか?

不要なカットオフ / ミスファイアーの発生は、振動、センサーの緩みや、
またはシフトレバーに足が触れた状態でいることが原因である可能性があります。
以下のチェックリストを確認してください。

-センサーを若干締めてみてください。
-センサーの基準値を上げてください。

それが役に立たない場合:
-別のセンサー取り付け位置を試してください
-セットアップウィザードを実行します
-ノイズフィルタリングをアクティブにし、必要に応じてセンサーの基準値を上げます。

それでも問題が発生する場合:

-QSHブラック配線端子が適切に接地=アースされていません。エンジンのメインアース端子または
バッテリーのマイナスに直接接続します。
-各コネクタ内部のピンの端子が緩んだり曲がっていないか確認します。

また、センサーをチェックし、亀裂や損傷を探して、次の方法でテストしてください。

-センサーを取り外しますが、2極センサープラグは接続したままにします
-スマホでモジュールに接続します
-[センサーの設定]で、[QSEセンサー]が選択され、[ノイズフィルタリング]が非アクティブになっていることを確認します。
-親指と人差し指でセンサーをすばやく強く握ります。指で30%を超える信号を生成できるはずです。
ーーーーーーーーーーーーーー
注意:燃料カットタイプの製品取り付けの場合、燃料噴射装置はエンジンが作動しているときにのみ動力を
得ることができます。
イグニッションがオンでエンジン停止スイッチがRUN位置にあるときにiQSELEDが点灯しない場合は、
iQSEモジュールがオフになっていることを意味し、電話からモジュールに接続するにはエンジンをかける=
スタートする必要があります。  

(19)(ブルートゥースタイプとWi-Fiタイプ共通)スマホのアプリのアップデートとモジュール側のアップデートは自動で行われますか?


いいえ、スマホ側のアプリはヒールテックダウンロードするときに常に最新版で行われます。
モジュール側はスマホと接続した際に表示が出ます、半自動で行われますから確認して更新してください。


重要⇒正常な動作のためにはスマホとモジュールがどちらも同じアップデート後のアプリを持っていることが
必要
です。スマホ側だけアップデートされた状態で絶対に使用しないでください
接続前のスマホ最初の画面、一番下の仕様番号(例 1.0.3)と、接続後の一番上にシリアルナンバーが表示された状態での=(モジュール内)仕様番号が同一であることが必須です。

 

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